マングリオティス・ステファノス(写真家)
ギリシャ・アテネの生まれ、現在フランスのマルセイユ在住。移民や難民を主なテーマとしたドキュメンタリーを作成。2009年からヨーロッパの入り口の一つであるギリシャで不法に過ごしている人々の旅路・生活・悩みや疑い・後悔や望みに着目。不運にもギリシャに辿り着いたその人々の運命を通し、国の境・アイデンティティの境・心の中の境を取材している。
一般メディアでは放送されない真実を自ら取材し、ヨーロッパの移民問題をうったえかけ、移民者や難民者のリアルな現状が伝わる作品を手掛けている。
2008-2009:Situations
http://www.stephanosmangriotis.com/en/index.php/project/situations/
2010:Dunya Hanya、テトゥアン(モロッコ)美術大学に滞在http://www.stephanosmangriotis.com/en/index.php/project/dunya-hanya/
2009-2011:Europa Inch’Allah ギリシャのパトラス港、密入国者の取材http://www.stephanosmangriotis.com/en/index.php/project/europa-inchallah/
2012:Autour du tracé (境の考古) 地中海に面する国々の歴史の中で、国境は何十年も変わってきています。人々の人生にも、景色にも傷をつける歴史です。境という概念の相対性と虚しさを感じさせる作品。http://www.stephanosmangriotis.com/en/index.php/project/prespa/
2013:Moughtareb アテネの郊外に住んでいる3人のエジプト人の不法移民の日常。 http://www.stephanosmangriotis.com/en/index.php/project/moughtareb/
2014 : Archéologie d’une Frontière ギリシャに点在する、EUが”管理”している不法移民が閉じ込められるセンターの一つを題材にしたマルチメディア作成。http://www.stephanosmangriotis.com/en/index.php/project/prespa/
2016:Blue sky from pain (短編映画)Archéologie d’une Frontièreをドキュメンタリーにされた作成。
2011-2016:Quatre ans de folie (くるった4年間) マルセイユ市ヨーロッパ精神病院にて、「精神病」だと言われている患者さんたちと写真アトリエを主催した上で、患者さんの写真や詩を集約した本を出版。